2009/11/07
茂木 健一郎 (著) 欲望する脳
by
seko
—
posted at
2009-11-07 19:11
last modified
2009-11-07 19:11
茂木 健一郎 (著) 欲望する脳
孔子の教え、「七十にして心の欲するところに従いて、矩(のり)をこえず」をキーワードにしたエッセイ。
例えばその年頃の子供を持つ親が、したり顔に「最近の公立中学校は荒れていて、やっぱり 私立に入れなくては」と言うのを耳にする時、私はその人の魂を醜いと思う。お前の子供は いいよ、じゃあ、公立中学校に行くやつらの立場はどうなるんだ、といってやりたくなる。 自己の欲望と他者の欲望が潜在的な緊張関係にあることについて、ディセンシー(節度)を 持っていない人は、おそらく深い文学性に到達し得ないし、何よりの人間として生きる苦しみ と歓びを味わえないのではないかと思う。
- Category(s)
- books2009
- The URL to Trackback this entry is:
- http://lightson.dip.jp/blog/seko/2127/tbping