フェルデンクライスメソッド100回目
肩甲骨や股関節を回すレッスンです。
最初に床に仰向けになり、両手を天井の方に伸ばしてみて、どこまでいくかを覚えておきます。
右側を下にして床に横になります。脚は90度、膝も90度に曲げて重ねます。頭は右手を伸ばしてその上に載せます。 左手は身体の側面に沿わせて、手首がお尻の出っ張ったところ(股関節)にひっかかるように置いておきます。
この状態から左の肩を前方に少し動かします。頭は動かさないようにします。 同じように肩を後ろに動かします。呼吸に合わせて前後に動かし、呼吸を入れ替えて動かします。パタパタパタとすばやく動かしてみます。 次は、肩を耳の方に近づけます。逆に耳から離します。 最後に前後上下の4点をつないで、肩をぐるぐる回します。動きを小さくして回転をどんどん速くしてきます。
同じ姿勢から重ねている左脚を前後に動かします。動きを小さくして速度をあげます。 それが終わったら、左脚を頭の方に少し動かします。逆に頭と反対の方にも動かします。 最後に前後上下の4点をつないで、ぐるぐる回します。動きを小さくして回転をどんどん速くしてきます。
肩の回転と脚の回転を蒸気機関車の車輪のように同期させて動かしてみます。 仰向けになり、両手を天井に伸ばしてみると、左手がずっと伸びるようになっていました。
さて、ここからが本日のお楽しみです。
先ほどまでとは逆に左側を下にして横になり、同じ姿勢になります。 そして、さきほどやった動きをイメージの中で行います。時間にして2、3分でしょうか。
仰向けになり、右手を天井に伸ばしてみると、あらびっくり、さきほどよりずっと伸びています。
今回のレッスンも眠かったです。心地よい動きをすると、直後にあくびが出ます。涙がでるほどのあくびです。 レッスンの最後に床に横になった気分は、小学生のときに一日川で泳いだ後の昼寝です。心地よいつかれと力が抜けた感じ、自分の身体と外界の境目がはっきりしなくなっています。
レッスンの帰りに歩いていると、いつもより楽に歩けていることに気がつきました。股関節と肘の部分が蒸気機関車の車輪のように同期して回っているのが感じられます。 レッスンの後に楽に歩けたことは何度もありましたが、そのときは単に足が楽に前に出て行くという感じでした。このように回転する感じは初めてです。
フェルデンクライスメソッドのレッスンも今日でだいたい100回目です。隔週のレッスンなので、4年間です。 この4年で何が一番変わったかといえば、怒らなくなったことでしょう。
私はとても論理にうるさい人間で、論理的に整合性の無い行動や言い訳をされると大変に怒っていました。 そのときには、論理の問題で怒っていると思っていましたが、今思えば怒っていたのは身体でした。 身体が固くなっていると、ちょっとしたことで腹が立ちます。緩んでいると同じ状況でも怒ることはありません。
時間にも寛容になりました。以前は、約束の時間に10秒でも遅れてくると腹が立っていましたが、今では5分、10分、15分、30分、ずっと来なくても平気です。 自分がそうなってみると、世の中には腹を立てている人が多いのに気がつきます。私はよくスープストック東京でご飯を食べるのですが、このお店は注文をすると、店員さんがいったんレジを離れてなにがしかの準備をしてから戻ってきて、そこでお金を受け取るのです。自分の出したお金がいつまでもテーブルの上にあるので、お客として自分のなすべき行動が完結せず、ずっと待っていなければなりません。そのイライラ感が伝わってくるのです。怒った調子で早くしてとか、手順がおかしいと文句を言っている場面にも何度も立ち会いました。 私も最初はいらっとしていましたが、今はまったく平気です。待っている間は、他のお客さんの顔色をうかがって、こんな人が親戚でなくてよかったとニヤニヤしたり、腹式呼吸の練習をしたり、本を読んだりしています。 理屈でいえば、相手のことはコントロールできないのですから、怒ったって仕方ありません。自分の方を変えるしかありません。分かっていてもいらっとするのは、私たちを支配しているのは身体だからです。
生き方の指針も変わりました。
以前は、
でしたが、今は
とか
とか
です。趣味が良くなったのか悪くなったのかはよく分かりません。
何をやっても治らない肩こり、腰痛、背中の痛みでお悩みの皆さん、騙されたと思ってフェルデンクライスメソッドを試してみてください。人生が変わるかもしれません。
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おめでとうございます!
レッスン体験記を読み続けることができて
とても嬉しいです。
ありがとうございます。