books06-01
Up one level新名 惇彦 (著) 植物力 人類を救うバイオテクノロジー
2050年。地球の人口は90億人を突破し、石油は底をつきます。
太陽から地球に届くエネルギーは、3x1024ジュール。
その1000分の一が、3x1021ジュールが植物の光合成に利用されています。
これに対し現在のエネルギーの消費量は3x1020ジュール。
すなわち植物バイオマスの10パーセントを石油から作られているプラスチックなどの工業材料に転換できるば、石油なしでやっていくことができるのです。
発展途上国の人が先進国と同じ暮らしをする場合でも、30%を転換できればやっていけるのです。
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川嶋 朗 (著) 心もからだも「冷え」が万病のもと
川嶋 朗 (著) 心もからだも「冷え」が万病のもと
風邪をひいて、6日間も寝たきりになっていました。
この本は、冷房や冷たい飲物で体を冷やすことが、万病の元であり、体を温めることの重要性をうたっています。
私自身、手足や腹部が冷たくなると体調が悪くなり、そこを温めると調子が良くなるので基本的には同意できます。
ただ、最後の方でホメオパシーの話になり、「10の60乗倍に希釈した液体に効果があること証明する論文が科学雑誌ネイチャーの1988年に発表されている」と書かれていますが、それがその後の追試で否定されたことは触れていません。
論文は発表されているのは事実ですが、否定されたのですから、証明はされているとはいえないと考えるのが適切ではないでしょうか。
少なくともこの書き方では、何も知らない人を意図的に誤解させようとしていると疑われてもしかたないと思います。
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デビッド アレン (著) ストレスフリーの仕事術—仕事と人生をコントロールする52の法則
デビッド アレン (著) ストレスフリーの仕事術—仕事と人生をコントロールする52の法則
GTDの本。GTDとは、著者のGetting Things Doneという本の題名の略です。
ちなみに日本語版は「仕事を成し遂げる技術」というのですが、苦しくなるほど読みにくいのでお勧めできません。
この本の一番すばらしいところは、翻訳者である田口元さんの前書きと後書です。たった15ページなのですが、ここにGTDのエッセンスがすべてつまっています。
この部分だけで、この本を読む価値があると思います。
GTDは、「仕事を片付ける技術」です。
どんなにいいアイデアやビジョンを持っていたとしても、具体的な仕事を片付けていかなければそれらを実現することはできません。
また、「やりかけの仕事」が頭の中にどんどん溜っていけば、プレッシャーとストレスのためにアイデアを考える余裕も時間もなくなるでしょう。
「仕事を片付ける技術」は、仕事を片付けるだけなく、すっきしりた頭でクリエイティブなアイデアを出せる環境もつくり出すのです。
GTDは、術であって具体的な方法ではありません。自分の好きなツールを使って構いません。
私は、モチベーションシートとグルーピングリストを使って行っています。
GTDはやってみなければ実感できない技術です。ツールの選定などに時間をかけていてはいけません。まずやってみることが必要です。
モチベーションシートは、GTDを始めるにあたっては最強のツールだと思います。
私はシートを自作していますが、ダウンロード版もありますので、この本とセットでまずは試してみてはいかがでしょうか。
なぜ、GTDがこんなに話題になっているのか実感していただけると思います。
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ストレスフリーの仕事術
サイモン・シン (著) ビッグバン宇宙論
サイモン・シン (著) ビッグバン宇宙論
著者は、「フェルマーの最終定理 」や「暗号解読—ロゼッタストーンから量子暗号まで」など一般向け科学書の書き手として世界有数の評価を得ています。確かにこの二つは傑作でした。
今回のテーマは、ビッグバン。
ギリシア神話、プトレマイオスの天動説、コペルニスクの天動説、ガリレオから始まる科学的考え方。
光を運ぶ媒体であるエーテルの存在のとその否定。アインシュタインの特殊相対性原理と一般相対性原理、宇宙定数の導入
望遠鏡での観察による理論の証明、ハッブルの法則による宇宙の始まりの予感
ビッグバンと定常宇宙論の戦い
宇宙の始まりを裏付ける宇宙背景放射の発見
理論と観測を両輪にして、一歩一歩事実に迫っていく科学の本質がよく捉えられていると思います。
そしてなにより著者が得意とする人間ドラマが描かれています。
登場人物が多いために一人一人のドラマが薄まってしまったこと、テーマがメジャーなので同じ内容を何度も読んでしまっているという点から、前の2作に比べるとおもしろさは少し劣っているかもしれません。
しかし、宇宙論の歴史を一冊選ぶとすれば、やはりこれが一番よくまとまっていると思います。
私達の身体を作っている元素は、何千億もの星のかけらです。
そんな星のかけらが集まって、知恵と棒一本だけを使って地球の大きさを計り、そこから月の大きさ、距離、太陽の大きさと距離まで求めてしまうのは、本当に有り難いとしかいえません。
私にはこうして生きていることが、本当なのか夢なのかよく分からないところもあるのですが、どちらにしろ私個人にとってはありふれたできことでは無いように思えます。
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杉山 経昌 (著) 農で起業する!―脱サラ農業のススメ
著者は外資系のサラリーマンを50歳でやめて、何を作るかもきめないで、夫婦で農業をすることにする。
胃に穴が開くか、癌かなにかでポコッと死ぬか、そんな情況で売上げを伸ばし続けていた著者だが、売上げを上げるということは、多くの場合既に満足している人に、その満足は勘違いだと思わせる仕事なのだと気づく。
そんな資源も人間も使い捨ての仕事をやめて、地球をこわさない農業を選んだのだ。
なんだか計画性がないようだが、サラリーマン時代につかんだビジネススキルを農業に取り入れることで、週休4日夫婦二人で年間労働時間3000時間を実現してしまった。
労働生産性をあげるために仕事を減らすという視点を持つ、肥料の相見積りをとるなど、当たり前のようなことが多いのだが、確かにそうしたことが農業では行われてはいないような気がする。ただ、当たり前のことだが、どんな仕事でも当たり前のことを人並みにやっているのではよい成果は出せない。当たり前のことを徹底的にやりぬくことが必要だ。
まして、農業は自然相手の仕事であり、一瞬の判断の誤りでその年の作物が全滅してしまうということもありうるのだ、
著者は、有機農業については厳しい意見を持っている。生産者も消費者も内心ではウソだと知っている虚構を信じた振りをして生きることや、本当に信じてしまって経済的になりたたない生活をすることは望ましいことではないと思う。
有機農業という虚構が、消費者にやさしい現実的な農業の実現を邪魔しているというようなところもあるようだ。
らくらく農業七か条
- 大金は狙わず、ゆとりを愛せ
- 効率のよい経営を目指す
- 借金はしない(自己資本比率100%をめざす)
- 暇でも余分な作物は作らない
- 他人の真似はしない
- ビジネスとしての農業と趣味の農業をはっきりわける
- 経営改善を工夫する時間をたっぷり作る
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小林 信彦 (著) うらなり
夏目漱石の坊っちゃんには、あだ名がたくさん登場する。
うらなりとは、瓜などの実が時季遅れで蔓の下の方に蒼くふくれてぶら下がっている様子をいう。
うらなりは、マドンナの婚約者でありながら、教頭の悪巧みにより九州に追いやられてしまうさえない役どころである。
この本では、そのうらなりの視点から見た松山での事件と坊ちゃん、そして、明治、大正、昭和の時代を描き出す。
いい作品だと思う。
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鮒谷 周史 (著) 仕事は、かけ算。 ~20倍速で自分を成長させる
鮒谷 周史 (著) 仕事は、かけ算。 ~20倍速で自分を成長させる
著者は、15万部発行のメールマガジン「平成 進化論」を毎日書き続けています。
この本は、失業を機にはじめたメールマガジンによって、著者がどのように進化していったのかをまとめたものです。
一日は24時間しかありません。だから、足し算で働いているだけでは大きな成果を上げることは難しいのです。
成果=労働の質X労働の密度X労働時間
この式から分かるのは、仕事の質と密度をいかに上げていくかということが重要であり、この本にはそのためのポイントが実現できる形で述べられています。
実現できる形というところがとても重要だと思います。
Aをやりとげれば100%の効果、Bをやり遂げても1%の効果しか無い場合を考えてみます。
かなりの人達がAにトライして一気に成果をだそうとしますが、現実にはほとんどの人達はやり遂げることができず、成果は0のままで終わってしまうでしょう。理由は簡単で、競争社会においては皆ができることは価値が無いからです。100%の効果が出る方法は、ほとんどの人ができないからこそ良い方法なのです。
Aを選択してやり遂げる人は、生まれ持っての才能と運が必要なので、普通の人には無理な可能性が高いと思います。
普通の人がいい仕事をしようと思ったら、Bでいくしかありません。
Bは効果が1%しかありません。しかし、その分 普通の人でもやりとげることができる可能性はかなり高くなります。
1%ごときの改善をいくらやっても意味がないという人もいると思います。
しかし、ここで重要なのは、この改善効果が複利で効いてくるということです。
例えば、1%づつの改善を繰り返すと次のようなオーダの効果が出ます。
Aと同じだけの効果(100%=2倍)をあげるには、Bのステップを7回繰り返すだけで到達することができるのです。
もちろん、ほとんどの人がAをやり遂げることができないのと同じ様に、Bを7回続けることができる人は多くはないと思います。
しかし、AとBが決定的に違うのは、Aには生まれついての才能と運が必要ですが、Bには特別な才能は必要がないことです。
Bに必要なのは、誰でもすぐできることを継続しつづける具体的な方法なのです。
一回目:.101
二回目:1.02
三回目:1.04
四回目:1.08
五回目:1.17
六回目:1.37
七回目:1.89
八回目:3.57
九回目:12.77
十回目:163.13
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長谷川 博 (著) アホウドリに夢中
一度は絶滅したといわれた鳥島のアホウドリ。
50羽まで減ったアホウドリを、なんと30年かけて5000羽まで復活させた研究者の物語。
デコイという鳥の模型やICレコーダによる鳴き声など、びっくりするような技を組み合わせて、地道に繁殖を図っていく。
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ジョン・K・ガルブレイス (著) 悪意なき欺瞞
ジョン・K・ガルブレイス (著) 悪意なき欺瞞
政治経済体制が、いかに自分たちに都合のよい「真理」を作り出して流布させているのか。
こうした「悪意なき欺瞞」の発案者たちのほとんどは、何らかの利益団体に対し、意図せざるサービスを提供している。
- 「悪意なき欺瞞」とは何か
- 「資本主義」という死語
- 市場における本当の主役
- 「労働」をめぐるパラドックス
- 企業を支配する「官僚主義」
- 「株主主権」という虚構
- 「官と民」という神話
- 幻想が支配する金融の世界
- 「中央銀行制度」という現実逃避
- 企業経営者の許されざる罪
- 外交と軍事の民営化
- 現代経済社会の真相
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中島 義道 (著) 狂人三歩手前
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『冷え』は本当によくありません。 中国人はぬるいビールを飲みます。あの民族は、食性と言うものについて、深い理解を、その肉体が知っているようです。
因みに私はビールは室内置きで飲みます。
先週の火曜日あたりから夜になると寒気がして、体を温めると直っていたのですが、金曜日の朝は疲れがひどく起き上がれませんでした。しばらく寝ていると、首がひどく凝ってきて、そこから緊張性の頭痛が5日間続きました。いつもなら何時間か眠ればなおるのですが。。
風邪の症状は軽く、熱もないし、咳は少しでましたが、鼻水などもさほどのことはありませんでした。
途中、医者にもらった薬をのんだら? 体が震えるくらいの腹痛になったりしてまいりました。
風邪の症状がなくなったら、頭痛も消えたので関係はあったのかもしれません。
今年に入って調子が良かったので、無理をした付けが来た気がします。
自分の体なのに、なかなかうまく扱うことができません。